大豆のその後(若葉)

6月30日、大豆豆蒔きをしてから14日目

新芽が出ていました。

ですが、順調に成長しているのは蒔いたうちの1/3くらいです。

新芽の列が歯抜け状態です。

 

土の中で腐っていたり、新芽が出てから若葉がちぎれていたり。

虫に喰われているようなものもありますが、

おそらくほとんどは、水不足で土の中で蒸さってしまったと思います。

土の中でもやし状になって変色していました。

 

例年のごとく豆蒔きした後は雨を充にして水もやらずに放っていましたが、三日以上晴れ続きでした。粘土質の土は乾燥すると固まりになりやすくて覆土してもコロコロ石ころ状になりやすいんですね。

若葉が頭を持ち上げようとするのですが、重たそうに埋まっているのが多いです。

 

順調に育つとこんな感じです↑

↑写真のように雨で湿気ると土も柔らかくなってきますが粘土室が乾燥するとレンガの如くです。そうなると手ではなかなか細かくなりません。

豆蒔きした時がそんな状態で、その後さらに晴れ続きだったので、硬い土のままでした。

 

歯抜け状態の間に2週間遅れですが再度大豆を撒きました。

成長の差はお米のようには追いつかないとは思われますが、どうなるかな!?

 

 

 

 

 

 

大豆種まき&蛍ディナー

 ウチでは毎年大豆の自家栽培をやっています。

今年も6月17日の土曜日、相方の友人たちが夕食前の一仕事として大豆の豆蒔きを手伝ってくれました。

 

予め畝立てしておいた畑に皆んなで植えました。

 

自分家の畑で採れた大豆(地元在来種)でお味噌を作るためにやってます。

ちなみにお味噌作りは今年は2月に行いました↓

  

 

 

大豆の豆蒔きのこの日はよく晴れ暑いくらいの天気でした。

 

豆蒔き後の一服

 

その後皆さんは近くの温泉に行き、戻ってきてから夕食(蛍ディナー)です。

相方が何日か前からメニューを練って料理をお出ししました。

生ハムサラダ、自家栽培大豆のごどうふ、鮎の味噌付(参加者の手作り)、豚の角煮、麻婆豆腐、手前味噌の味噌汁、うちの栗のアイス、他にも何かあったはず、

みんなこういうやって食事するの好きみたい。

 

蛍ディナーとは、夕食時に蛍が飛んでいたことからそう呼ぶようになりました。

昨年はその日が誕生日の方の手に蛍が光りながら飛んできました。

お越しの方の楽器の演奏付き蛍ディナー。昨年は三味線のプロの演奏でした。

 

  

ここは川が流れてるわけではありません。乱舞というほど飛んでいませんが田んぼの水路付近で蛍がちょこちょこ舞うんです。家にもちょくちょくやってきます。

雨あがりの夜など葉っぱが濡れている時が出やすい感じです。

今年のこの日はよく晴れた後の夜でしたがやってきてくれました。

試しに家の周りの草に水を撒いたら、偶然が重なったのか蛍たちが段々と集まってきたのです。こっちの水は甘そうだ!と思ったのかもしれません。

 

 

 

ソーラー温水器の配管保温カバー

前の続きです。

 

保温カバーの継ぎ目は専用の接着剤でくっ付けてますが雨の侵入対策に専用のプロテープというもので巻きました。

  

 

  

このテープ、厚み0.6㎜ 幅50㎜ 長さ25m 

メーカーの販売サイトでは3,386円+送料2,400円=合計5,786円 高!!

ヤフオクで一個だけあって、903円+送料940円込=合計1,843円 ラッキー!

で落札しました。

幅が50㎜では広すぎなので半分(25㎜)に切って使いました。

 

これ↓は配管継手の系違い隙間を埋めるためにこれを巻いて、その上に保温カバーを巻いたのです。(エアロテープ)

 

エアロシリーズ製品はホームセンターでは取扱いがなくネットで調達しました。

保温、耐候、耐久性に優れているそうで、となるとホムセンの水道保温カバーの比じゃない値段でしたが奮発して購入しました。

 

ホムセンの水道保温カバー厚の3倍以上にしました。

これで屋根上でも凍結は免れるでしょう、多分。

 

ソーラー温水器

うちの給湯はガス以外に自作の薪ボイラーがあります。

この冬はその薪ボイラーを使って沸かしていましたが、今は内部が変形してしまって置いたままの改造待ちです↓

 

その他に太陽温水器(真空管式)の設置を目論んでいて、現在その配管を進めているところです。メインの集熱部はまだ付いていません↓。

選んだ太陽温水器は集熱器と温水タンクが別々で分かれているタイプで、これはどちらかというとビルや工場など大規模な施設に設置するタイプです。

 

  

 

というのは屋根上に温水タンク200kg以上の荷重がかかるのを避けたかったからです。

家自体が重みには耐えられても、地震時の揺れに対して家の最上部に重たいものがあることは好ましく無いと思ったので、温水タンク自体は地上に置く方式にしました。うちのこのタンクはリサイクル品で容量は500ℓです。

本体集熱部は冬場の昇温を優先的に考え、台自体を冬場の南中高度(太陽の角度)に合わせて設置しました↑

 

  

配管の保温カバーは耐熱耐候性のエアロフレックス。マシュマロのような柔軟性と復元生があります。直角やT字の所の細工は内部で隙間が空かないようにするために骨の折れる作業でした。断面接続は専用のボンドを塗って押さえ付け結構簡単に接着できます。

屋根上の配管は特に冬場空間に晒され放熱される度合いが大きいので施工は抜かりなくしておきたい所です。

配管自体は架橋ポリエチレンパイプを使いました。

 

 

屋根材の波板(オンデュリン)はそのまま台の足場を乗せると変形してしまうので、波の形に沿う補強の木を削り出して波板の下に這わせています。

 

 

このソーラー温水器は太陽電池の発電とともにポンプが動き循環するようにする目論みです。その目論見はうまくいくかどうか!?

 

 

 

 

出会い系サイト(田舎版)

私の田舎で「出会い」というと、村人共同の作業(草刈)のことを指します。

 

県道の草刈は年2回

その他休耕田周りの草刈は年に3回ほどあります。

 

今日はこの村の県道沿いの出会い(草刈共同作業)でした。

 

  

 

この出会いは、単に草刈作業だけではないんです。

休憩時間のお茶菓子タイムに生まれる他愛無い会話で、村人たちと自然に馴染んでいけます。

 

知らなかった情報も入ってきます。

久しぶりに会う人もいます。村人の様子が見えて、あの人この人の状態がわかってきます。

地域のこともわかってきます。わかろうとしなくてもです。

 

  

 

草刈作業自体は重労働になると思いますが、

お互いに顔を合わせる機会が楽しみになってきます。

皆んなといるのが楽しいです。

 

近すぎず、遠からず。

人間関係の根を張っていくかのような感じです。

 

この出会い(草刈作業)は、

田舎暮らしの精神的栄養源になっています。

 

 

 

 



ジューンベリー

2016年だったと思う。

紅葉し、且つ実のなる木を植えたいと思って選んだ木がこのジューンベリーでした。

苗木の時は60㎝位だったと思う。

気づいたらこんなに大きくいなっていました。

 

毎年鈴生りです。が、

 

 

2020年は鳥よけネットで全体を覆い防御対策しましたが、僅かな隙間からヒヨドリが何度も侵入しました。ネットをかけると収穫もやりにくく、結局ネットの対策に時間を取られて殆ど収穫しないままでした。

 

2021年は鳥よけネットは面倒だったので何もせずそのまま収穫していましたら、ミニバケツ一杯分くらいは充分採れました。鳥たちも来ていましたが、別にネット避けしなくても人が使う分は事足りていたのです。

それまでは鳥が来る度に「食いしん坊だな!ネットを潜ってまで何度も入って、ほんとガメツイ奴らだ!」と思っていましたが、これはまるまる自分のことだったと思えました。

人(自分)が使いたい分は余るほど採れるのに、ネットまで張って独り占めしようとしていたのは自分だったからです。欲張意識が余計な手間を費やしていました。

 

2022年は前年にならい無防備でいたのですが甘かったです。

鳥たちに丸ハゲにされました。

熟した実からことごとく食い尽くされ、我々は10粒くらい頂けただけでした。

 

そして今年2023年は、相方が昨年の丸ハゲ状態回避のために枝の2箇所だけ白ネットで覆いました。そして鳥たちに向かって「私たちの分も残しといて!上の方は食べていいから」と叫んでいました。

通じたのか!?

今年はいつも通りヒヨドリがバサバサとやってきますが、メジロたち小鳥群はあまり見かけません。白ネット周辺を警戒したのか?その周りは熟した実が多く残ってます。

ネットを被せると収穫自体が面倒なので結局外すちゃいました。もう充分採ったし。

近所のピザ屋さんにもあげたし。

 

 

採った実は相方が冷凍保存ほかジューンベリー酒かジャムに使います。

実の味は、りんごにも少し似ています。それとほのかにパンの香りがするんです。

酵母の香りなのかな?

食べ頃は南天のような真っ赤を通り越して紫がかってから。

 

ご近所さんの話によると、ベリー類は酸性傾向の土壌で育ちやすいらしいです。

この辺はそうらしい。

柑橘系の木はこの辺ではまだ成功していません。

ちゃんと世話できてなかったからだと思うけど、ジューンベリーのようにほったらかしではダメでした。

 

 

 

大雨

大雨が降ると、雨漏りがしないことに感動します。

 

 

賃貸で暮らしているときはそんなことは心配することもなかったし、仮に漏れてきても不動産屋さん任せでしたから、まるで他人事でした。

 

自分の家を持つということは、自分で家を世話をする必要があります。

業者さんに任せるにしても、その家は自分の暮らす家なので、まんま自分事そのものです。

 

雨漏りの経路を見つけ、家根や樋を掃除したり、屋根材を変えたりして自分で対策していくと、雨漏りしない、という今の日本の暮らしでは当たり前のことが、感動に変わっていくのでした。

 

これはDIYをして手をかけたことには共通して言えることでした。

 

手をかけたところに意識が及び、あ、今あそこどうなってるかな!?と気を配ります。

問題なく暮らしができるとそれだけでも自分の仕事に充足感がわいてきます。

 

「家は暮らしの宝石箱」これは近代建築の巨匠ル・コルビュジエの言葉らしいのですが、小屋のような家であってもその言葉はまさにピッタシ!と思ったのでした。

 

宝石でなくても、手をかけて作り上げてきたものが宝石のように大事に思えます。

雨漏りしないだけでも嬉しくなるのでした。