ソーラー温水器

うちの給湯はガス以外に自作の薪ボイラーがあります。

この冬はその薪ボイラーを使って沸かしていましたが、今は内部が変形してしまって置いたままの改造待ちです↓

 

その他に太陽温水器(真空管式)の設置を目論んでいて、現在その配管を進めているところです。メインの集熱部はまだ付いていません↓。

選んだ太陽温水器は集熱器と温水タンクが別々で分かれているタイプで、これはどちらかというとビルや工場など大規模な施設に設置するタイプです。

 

  

 

というのは屋根上に温水タンク200kg以上の荷重がかかるのを避けたかったからです。

家自体が重みには耐えられても、地震時の揺れに対して家の最上部に重たいものがあることは好ましく無いと思ったので、温水タンク自体は地上に置く方式にしました。うちのこのタンクはリサイクル品で容量は500ℓです。

本体集熱部は冬場の昇温を優先的に考え、台自体を冬場の南中高度(太陽の角度)に合わせて設置しました↑

 

  

配管の保温カバーは耐熱耐候性のエアロフレックス。マシュマロのような柔軟性と復元生があります。直角やT字の所の細工は内部で隙間が空かないようにするために骨の折れる作業でした。断面接続は専用のボンドを塗って押さえ付け結構簡単に接着できます。

屋根上の配管は特に冬場空間に晒され放熱される度合いが大きいので施工は抜かりなくしておきたい所です。

配管自体は架橋ポリエチレンパイプを使いました。

 

 

屋根材の波板(オンデュリン)はそのまま台の足場を乗せると変形してしまうので、波の形に沿う補強の木を削り出して波板の下に這わせています。

 

 

このソーラー温水器は太陽電池の発電とともにポンプが動き循環するようにする目論みです。その目論見はうまくいくかどうか!?