大雨

大雨が降ると、雨漏りがしないことに感動します。

 

 

賃貸で暮らしているときはそんなことは心配することもなかったし、仮に漏れてきても不動産屋さん任せでしたから、まるで他人事でした。

 

自分の家を持つということは、自分で家を世話をする必要があります。

業者さんに任せるにしても、その家は自分の暮らす家なので、まんま自分事そのものです。

 

雨漏りの経路を見つけ、家根や樋を掃除したり、屋根材を変えたりして自分で対策していくと、雨漏りしない、という今の日本の暮らしでは当たり前のことが、感動に変わっていくのでした。

 

これはDIYをして手をかけたことには共通して言えることでした。

 

手をかけたところに意識が及び、あ、今あそこどうなってるかな!?と気を配ります。

問題なく暮らしができるとそれだけでも自分の仕事に充足感がわいてきます。

 

「家は暮らしの宝石箱」これは近代建築の巨匠ル・コルビュジエの言葉らしいのですが、小屋のような家であってもその言葉はまさにピッタシ!と思ったのでした。

 

宝石でなくても、手をかけて作り上げてきたものが宝石のように大事に思えます。

雨漏りしないだけでも嬉しくなるのでした。